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第3回医師・臨床検査技師・薬剤師・看護師のための感染症学セミナー【情報】 [感染症・感染制御]

第3回医師・臨床検査技師・薬剤師・看護師のための感染症学セミナー開催のお知らせが、日本臨床微生物学会のWebサイトに掲載されています。

http://www.jscm.org/m-info/57.html


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General Recommendations on Immunization [感染症・感染制御]

ACIP(Recommendations of the Advisory Committee on Immunization Practices)のGeneral Recommendations on Immunizationが出ました。

http://www.cdc.gov/mmwr/PDF/rr/rr6002.pdf?source=govdelivery

MMWR / January 28, 2011 / Vol. 60 / No. 2


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サイトメガロウイルス感染症 [感染症・感染制御]

サイトメガロウイルスCytomegalovirus:CMVは、ヘルペスウイルスの仲間。
5類感染症に指定されています。

成人の抗体陽性率は高く、自然感染しているようです。

免疫抑制治療時の日和見感染のリスクともなっています。

妊娠時の初感染の場合が問題で、経胎盤感染し、出生児に様々な症状をもたらします。

移植におけるCMV感染症
・直接的影響;肺炎15%、消化器官潰瘍、網膜炎、中枢神経障害
・間接的影響;細菌・真菌感染、骨髄抑制、移植片の拒絶、動脈硬化・血管狭窄
→治療としては、抗ウイルス薬の投与

先天性CMV感染症
主な症状;点状出血または紫斑、周産期発育不全、血小板減少症、肝腫大、脾腫、脳内石灰化、黄疸、小頭症、聴覚障害、溶血性貧血、脈絡網膜炎、てんかん、肺炎、神経学的異常、ビリルビン値異常、ALT値異常 等 ~米国先天性CMV感染症レジストリー786患児情報(知の市場資料より転載)

新生児CMVスクリーニング検査の必要性
早期に発見し、リスク児を同定・フォローすること
遅発性→難聴:早期に補聴器や人工内耳により言語形成をフォローする
発達遅滞:早期に適切な療育を開始する

サイトメガロウイルス・ワクチンの現状
現在、サイトメガロウイルスに特異的なワクチンは無い

求められる対策
・社会への情報提供と認知、妊婦への啓発
・妊婦の抗体検査(CMV-IgG、Ig-M)
・陽性リスク児の早期発見と対応・治療
・ワクチンの開発、治療基準の策定、抗ウイルス薬の開発

ということでした。
血液検査しないと、感染したのかしていないのかわかりにくい感染症のようですね。
妊産婦の方々には大切な検査です。

より正確な情報は、こちらをご覧下さい。
http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k03/k03_15.html


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感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について(厚労省) [感染症・感染制御]

厚生労働省のホームページにUPDATEがありました。

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項及び第14条第2項に基づく届出の基準等について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01.html


タグ:感染症
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水痘帯状疱疹ウイルス感染症 [感染症・感染制御]

水痘帯状ウイルスとサイトメガロウイルス感染症について少し学習しました。

<ヘルペスの仲間と疾病>
単純ヘルペス(HSV)1型、2型:新生児ヘルペス(初感染)、口唇ヘルペス、角膜炎、ヘルペス脳炎、性器ヘルペス。
水痘帯状疱疹ウイルス(VZV):水痘(初感染)、帯状疱疹
サイトメガロウイルス(CMV):先天性CMV(初感染)、移植後感染症
ヒトヘルペスウイルス(HHV)6型、7型:特発性発疹(初感染)、移植後感染症
EBウイルス:伝染性単核症(初感染)、移植後リンパ腫、上咽頭がん、胃がん、バーキットリンパ腫
HHV-8:カポジ肉腫、PEL、MCD

※PEL(primary effusion lymphoma;原発性滲出性リンパ腫)
※MCD(Multicentric Castleman`s disease )

水痘帯状ヘルペス
伝播:空気感染
潜伏期:10~21日(多くは14~16日)
軽い発熱、倦怠感、発疹で発症
発疹は紅斑から始まり、2~3日のうちに水疱、膿疱、痂皮の順に急速に進行
3~4日程発疹が新生するため、各種発疹が同時に混在するのが特徴
全身発疹数は平均200~300個
感染症法:第5類に分類
学校保健法:第2類伝染病に分類

易感染者の日和見感染に注意が必要。
小児の場合、かゆみのためにできた傷から細菌(ブドウ球菌、A群連鎖球菌等)の合併症が要注意。
妊婦は、分娩前4日~分娩後2日間に発症すると、児は生後5~10日頃発病、重症化することもある。

毎年、100万人以上が罹患、4千人が重症化して入院、20人が死亡する感染症。

水痘ワクチン
1974年阪大の高橋理明教授が開発した日本発のワクチン。
シードロット管理された、国内唯一の生ワクチン
1999年よりゼラチンフリーに。
接種率は、日本30~40% 米国93% ??????
※米国は接種が入学時の要件となっている。

まれにBreakthrough水痘(接種による罹患)があるが、2回接種で罹患率はわずかになる。
もし罹患しても、症状が軽微で済む。

水痘ウイルスワクチンは、帯状疱疹に対しても低減効果がある。
MR+Vといった定期接種が求められている。

・・・といった内容がサマリーです。

10年くらい前に私自身も、過労気味のところで脇腹の感覚が鈍り、しびれに変わり、その後つねっても感覚がなくなったと思ったら、突然発疹が脇腹から背中にかけてだ~っと出たことがありました。
アシクロビルのお世話になりました。コンプロマイズドホストの病気だと思っていたのですが、健常者でもあるのですね。

次回はサイトメガロウイルス感染症。


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周産期GBS予防のガイドライン2010 [感染症・感染制御]

CDCのサイトに「周産期GBS予防の改訂ガイドライン2010」がUPされています。

Prevention of Perinatal Group B Streptococcal Disease
Revised Guidelines from CDC, 2010

Recommendations and Reports
November 19, 2010 / 59(RR10);1-32


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ハイチのコレラ [感染症・感染制御]

ワールドニュース(NHK BS1)などハイチの状況が伝えられています。

既に犠牲者が8万人を超えているようです。先日深夜フジテレビの中野アナが現地のレポートをしている番組を拝見しましたが、地震による被害からの復興も未だにままならず、政府機関も崩壊したままでした。機能していないようです。

1日も早く状況が良くなることを願っています。

Webリソース
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/haiti/index.html
日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/foreignrescue/l3/Vcms3_00001887.html
UNICEF http://www.unicef.or.jp/kinkyu/haiti/2010_1208.htm
国境なき医師団 http://www.msf.or.jp/news/2010/12/5013.php
WHO http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs107/en/index.html
WHO on Youtube http://www.youtube.com/pahopin#g/c/FB4E738C6CE4102D
http://new.paho.org/hq/index.php?option=com_content&task=view&id=4500&Itemid=3527&lang=en
IDWR感染症の話 http://idsc.nih.go.jp/idwr/kansen/k00-g15/k00_01/k00_01.html
CDC http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm59d1208a1.htm?s_cid=mm59d1208a1_e


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世界エイズデー [感染症・感染制御]

12月1日は世界エイズデーです。

http://www.who.int/mediacentre/events/annual/world_aids_day/en/index.html


http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000vqrr.html


http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000x148.html


先日、ワールドニュースを見ていたら、バチカンの法王が感染予防のためにコンドームが役に立つのであれば、使用することもいたしかたないといった趣旨の発言をされ、カトリック教会関係者の間に論議を呼んだそうですね。

宗教的な理由で使用できず感染してしまうことは避けたいですね。


さて、国内の啓発イベントですが、既にイベントは各地で開催されています。

直近では代々木で以下のイベントがありますのでどうぞ。


代々木公園ケヤキ並木イベントの概要
1 目的
厚生労働省主催の平成22 年度「世界エイズデー」イベントの一環として、RED
RIBBON LIVE 2010 の会場(SHIBUYA-AX)付近の代々木公園ケヤキ並木(渋谷側入
口)において、若手お笑い芸人やミュージシャンによるライブを実施するととも
に、NGO等による普及啓発ブース等を設置することにより、RED RIBBON LIVE
2010 と連動したHIV/エイズに関する普及啓発活動を広く展開する。
2 日時
平成22 年11 月27 日(土)12:30~17:00
※RED RIBBON LIVE 2010 は、開場16:30、開演17:30~21:00
3 場所
代々木公園ケヤキ並木(渋谷側入口)
4 イベント内容
① RED RIBBON お笑い・音楽ライブ
・若手お笑い芸人、ミュージシャンによるライブ
※ 途中、厚生労働省からHIV 動向等の説明も含める。
② ①の模様をUSTREAM でライブ放送(予定)
③ RED RIBBON LIVE への賛同者によるメッセージボードの展示
④ RED RIBBON メッセージボードの展示
⑤ 世界エイズデーポスターコンクール入賞作品の展示
⑥ NGO等による普及啓発ブースの設置
・エイズ予防のための戦略研究
・wAds
・早稲田大学公認イベント企画サークルqoon
・アフリカ日本協議会
・AIDS 文化フォーラムin 横浜
・カトリック中央協議会
・東京都
⑦ 普及啓発資材の配布
・HIV検査パンフレット、レッドリボンシール、コンドームを1,000 セット
配布予定

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000x148-att/2r9852000000x1at.pdf  より抜粋


タグ:AIDS
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ノロウイルス&インフルエンザそぞろ歩き [感染症・感染制御]

ノーウォークウイルスですね。

小型球形ウイルスであり、強い感染力で少量でも下痢嘔吐を伴う症状をきたします。

数年前に忘年会で、なまぬる~い牡蠣と白子(としか考えられない)を食べて、自分で運転しながら(お酒飲みませんので)突然気持ち悪くなって(16時開始で22時頃に発症)車駐めて数回吐き、帰宅後、嘔吐と激しい下痢を繰り返した後、憔悴して自分で運転して病院に駆け込み、真夜中の救急外来で点滴受けました。きつかった~

潜伏期間は数時間から2日くらいだそうです。

嘔吐物や汚物の処理時には、サージカルマスクとグローブ、エプロンなどが必須ですが、ある施設では処理に関わった職員が次々と罹患したため、現在はN95マスクを着用して処理にあたっているそうです。

ノロウイルス関連情報
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/iryo/kansen/norovirus/index.html
http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/inx369-j.html
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/11/20hbr500.htm

一方、インフルエンザも流行の兆しがでてきています。

http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/houdou.html

今年は三価(A/H1N1、A/H3N2、B)のワクチンです。

私は早々に近所のクリニックで接種しました。罹患時に症状を軽減できますので流行する前に接種しましょう。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou04/inful_vaccine22.html

毎年、小児に流行がみられますので、医療施設内特に病棟への立ち入り制限や手指衛生の徹底などの対策が必要ですね。おばあちゃんやおじいちゃんたちのお見舞いに、鼻ずるずるして咳する子が訪問するのは「無し」です。


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感染症学セミナーに参加して [感染症・感染制御]

去る11/7(土)に、東京大学医学部臨床講堂で開催された、「第1回医師・臨床検査技師・薬剤師・看護師のための感染症学セミナー」に参加してきました。

第1回のテーマは、血流感染症で、その診断と治療、血液培養検査の意義と適正な検査法などについてレクチャーとケースカンファレンスが行われました。

静岡がんセンターの大曲先生からは、経験された2症例をあげながらポイントを解説くださいました。

敗血症=発熱ではないこと(低体温が起こりうる)
血液培養1セット(嫌気性・好気性)では、6~7割くらいしか検出できない
採血は同じ部位から2セットではなく、異なる部位から各1セットを採血する
1回あたり20mL採取する(乳幼児や小児はこの限りではない)
情報の確実な伝達
臨床医の判断をサポートすることの重要性

といったお話しがありました。

それを軸に、女子医大の藤田先生、虎ノ門の荒岡先生からケースが提示され、臨床所見やバックグラウンドを提示しながら、参加者全員で経過を追って考察していきました。

後半は、亀田の稲角先生、順天堂の上原先生からそれぞれクイズ形式でケースが出され、これまたみんなで考えました。

質問も活発になされ、回答も会場からなされるなど新しい形のセミナーで新鮮でした。
http://hcsquare.blog.so-net.ne.jp/2010-10-04-1

次回は岡山だそうです。(さすがに行けないかな~。でも学会に興味あるな~。どうしようかな~。)

第22回日本臨床微生物学会総会 http://www2.convention.co.jp/22jscm/ 2011/1/8-9

 



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コメント:手荒れが気になる季節になってきましたね。早めの「専手防衛」を。

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