感染症学セミナーに参加して [感染症・感染制御]
去る11/7(土)に、東京大学医学部臨床講堂で開催された、「第1回医師・臨床検査技師・薬剤師・看護師のための感染症学セミナー」に参加してきました。
第1回のテーマは、血流感染症で、その診断と治療、血液培養検査の意義と適正な検査法などについてレクチャーとケースカンファレンスが行われました。
静岡がんセンターの大曲先生からは、経験された2症例をあげながらポイントを解説くださいました。
敗血症=発熱ではないこと(低体温が起こりうる)
血液培養1セット(嫌気性・好気性)では、6~7割くらいしか検出できない
採血は同じ部位から2セットではなく、異なる部位から各1セットを採血する
1回あたり20mL採取する(乳幼児や小児はこの限りではない)
情報の確実な伝達
臨床医の判断をサポートすることの重要性
といったお話しがありました。
それを軸に、女子医大の藤田先生、虎ノ門の荒岡先生からケースが提示され、臨床所見やバックグラウンドを提示しながら、参加者全員で経過を追って考察していきました。
後半は、亀田の稲角先生、順天堂の上原先生からそれぞれクイズ形式でケースが出され、これまたみんなで考えました。
質問も活発になされ、回答も会場からなされるなど新しい形のセミナーで新鮮でした。
http://hcsquare.blog.so-net.ne.jp/2010-10-04-1
次回は岡山だそうです。(さすがに行けないかな~。でも学会に興味あるな~。どうしようかな~。)
第22回日本臨床微生物学会総会 http://www2.convention.co.jp/22jscm/ 2011/1/8-9
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おすすめ度 :
コメント:手荒れが気になる季節になってきましたね。早めの「専手防衛」を。
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