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食中毒のシーズン冷蔵庫の管理が重要 [住まい・暮らし]

日経オンラインによると、家庭用冷蔵庫の細菌汚染に注意が必要とのこと。



http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080527/159227/



微生物がいることは、有機物がある時点で当然だと思いますが、水拭きすると細菌を余計に全面に広げ、水分が細菌のさらなる温床になるとの結果は興味深いものです。



食中毒の季節です。手の衛生管理(正しい手技で時間をかけた流水での手洗いと不潔なタオルの使用禁止)とまな板や布巾、食器などの洗浄消毒と冷蔵庫内の管理も気をつけましょう。



<食中毒予防のための注意点>
・適切な手洗い(1分程度指の股、親指の付け根、指先、指の関節のしわ、手首を入念に)
・固形石鹸の共用は禁止し、清潔な液体石鹸(適切な管理ができない場合はつめかえ禁止)
・共用タオルの禁止(ペーパータオルの使用:ホルダーは上から下に引くような設置)
・まな板は洗剤で洗浄後、熱湯(80℃以上)消毒するかハイター等で消毒し乾燥させる
・布巾は洗濯して乾燥(においが無いのが目安)
・爪の管理(短く切りそろえ、汚れが溜まりにくくすること)
・消毒用アルコールを使用する場合は、火災の危険性があるのでコンロの火を消すこと



医療施設内の清掃や環境管理に、普通の洗剤や水拭きを勧める方がいますが、再検証の必要がありそうです。



環境中には微生物がいてあたりまえですし、人間は共生関係にあるので不思議ではありません。しかし、リスクの高い医療施設内の環境特に手の高頻度に触れる面は、慎重な取り扱いや管理が必要です。



床面など、患者に直接接触しない面は、むしろ埃の管理が重要であり、清拭は通常の業務用洗剤でも構いません。オフロケーション・システムなど部屋の都度モップヘッドを交換していき、水も新しいものを用いる方法が理にかなっています。



清掃の方法や手順書を見直してみるチャンスかもしれませんよ。



※手指衛生の陰の役者 皮膚保護クリーム”プロテクトX2”(医薬部外品)


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