もしかして・・・勘違い? [感染制御]
新型インフルエンザが依然として拡大していますね。
ちょっと気になったのですが、
サージカルマスクの着用が、その予防対策として推奨されていますが
あれは、あくまで咳やくしゃみなどによる飛沫(手で口や鼻を触ることも)からの感染を防ぐ目的で使用しているはずです。
勘違いして、「ウイルスを吸い込まないために」と思われている一般の方がいらっしゃるような、漠然とそんなことをふと思ってしまいました。
ウイルスはとても小さい(直径80~120ナノメートル)ので、粒子はマスクの目を通過します。
ガーゼマスクは論外として、不織布マスクでも同様です。
N95マスクやレスピレーターのように目が詰まっており、鼻やあご、頬に隙間ができないタイプでない限り、空気中に浮遊するウイルスがいた場合に吸入してしまいます。
つまり、サージカルマスクなどのマスクは飛沫したしぶきによる感染を防ぐ目的で使用されています。吸い込まないためではありません。
感染を起こすか否かは、ウイルスに感染した人(動物)、ウイルスの毒力、量、本人の免疫力、侵入門戸、感染ルートが全て揃った時、初めて成り立つと言われています。
だから、体調を整えて、手指を清潔にして、口や鼻を覆って、リスクを最小限にしようというのが今回推奨されている対策ですね。
サージカルマスク(3層50枚入り)
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コメント:液体防護製に優れた不織布によるサージカルマスクです。
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コメント:携帯性に優れ、手指の荒れに配慮したヒアルロン酸入りアルコールジェルです。
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