APICトピックス・セミナー参加 [感染制御]
昨日、東京駅サピアタワーで、スリーエムヘルスケア(株)主催のAPIC2008トピックスセミナーが開催され、多くのICNをはじめとする医療関係者で賑わった。
森兼先生の司会進行で、著名で新進気鋭の先生方が交代で短時間の講演をする形で進められた。
森兼先生からは、HICPAC(CDC)ガイドラインの背景と題して、メンバー構成やガイドライン化に至るプロセスについて説明があった。
操先生からは、CAUTIガイドライン策定に至る進め方について説明がなされた。
森澤先生からは、安全な隔離解除基準はあるのかと題して、感染制御リスクアセスメントの考え方について簡潔に問題提起がされた。
村上先生からは、APICポスターセッションからと題して、ポスターセッション参加を勧める内容のお話があった。
深尾先生、家入先生からはAPIC参加の意義とその楽しさについてご紹介があった。
満田先生の番では、とてもブログでは説明できないようなamazingな演出があり、会場がどよめくほどにやんややんやの喝采で始まった。
塚本先生は、ご自身の米国師長時代の苦労話やエピソードをふんだんにおりこんだ内容だった。
全体を通して、いわゆるアカデミックな研究会とは趣向を異とする柔らかい内容で、感染対策についての裾野を広げる意味でも有意義だったと思う。
APICは過去2回(1999年、2003年)に参加しているが、来年はフロリダということもあり大会に参加したいと思った。
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