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重大事故を未然に防いだ [リスクマネジメント]

今日、都内の産科で超有名な病院に伺いました。年末のご挨拶で、受付でお待ちしていたところ、一組の親子連れが入ってきました。お母さんが入った後を追って走ってきた2~3歳の男の子が、入り口の足ふきのところで転びました。手動ボタン式の自動ドアのちょうど真ん中で、転んだままお母さんの後ろ姿を追っていました。



僕には、次に起こることが容易に予測できたので、大声で「危ない!!!」と叫んで、ダッシュしました。間一髪、男の子の頭は血まみれにならずに済みました。



お母さんは、驚いて駆け寄り、「おじさんにありがとうしなさい」と言い、お礼を言われました。



のどかな午後の病院のロビーに響いた声に、まわりの人々は目が点になっていました。



自動ドアのリスクは、病院の存亡に関わる大きなリスクです。特に小児科では、はっきり言って不要ではないかと思います。六本木ヒルズの例でもありましたが、今日のインシデントは、僕がいなかったら、あの子は今頃ICUで、新聞は書き立てていることでしょう。



「また同じことが繰り返された。今度はあの有名病院で事故。管理体制は?」



受付の女性が、きちんと管理者に伝えたのか否かは不明。



このブログをご覧になった病院関係者は、是非自院自動ドアやエスカレーター、エレベーターのチェックを!


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