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改めて手指衛生 [感染制御]

手指衛生の向上が感染制御の第一歩



19世紀にゼンメルワイスやリスターが、手指衛生の重要性を説いてからはや百数十年が経過しています。手指衛生の質を向上させることは、感染症の伝播を防止する非常に有効な手段であることは多くの研究から明らかになっています。



WHO(世界保健機構)では、"Clean Care is Safer Care"と題して医療環境と公衆衛生の質向上のための地球規模の国際キャンペーンを行っています。http://www.who.int/gpsc/en/
手指衛生のガイドライン・ドラフトも公開されています。http://www.who.int/patientsafety/events/05/HH_en.pdf



CDC(米国疾病予防管理センター)は、手指衛生が生命を救うという内容で手指衛生を呼びかけるキャンペーンを展開しています。
http://www.cdc.gov/Features/HandHygiene/
NHS(英国国民保健サービス)のNPSA(患者安全局)は、同様に手指衛生のキャンペーンを行っています。
http://www.npsa.nhs.uk/cleanyourhands



一方我が国では、
医療の質・安全学会が、医療安全全般について様々な企画を準備しています。
特に、5月にキックオフされた、10万人の命を救うキャンペーンは、米国IHI(医療保健改善協会)の取り組みと成果を模した企画で、平成20年5月~22年5月まで行われるものです。
http://kyodokodo.jp/index_b.html



こうした素晴らしい取り組みに敬意を表するとともに、医療施設の関係者においては、是非参加されることを強くお勧めいたします。



手の洗い方は、次回書きます。


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