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昨秋のHawaii感染管理ツアー(1) [健康]

Cif00001_2 去る2006年11月、NPO感染管理支援協会の海外視察ツアーで、ハワイに行ってきたのでその時の見聞をレポートさせていただく。



11月26日 東京在住の私は、ふるさと京都で所用を済ませて関西国際空港へ。ツアー参加者は企業から数名と、通訳、病院勤務の看護師の方を含めて14名。心わくわくJo78便で一路常夏の島ハワイへ旅立った。 フライトは約7時間、多少の揺れはあったものの順調にホノルル国際空港に着陸。当日は晴天で、抜けるような青空が私たちを迎えてくれた。 ホテルにチェックインした後、ホノルルの散策をし、中華料理で懇親会。土井先生の名調子に加えて、美味しい料理の品々に舌鼓を打った。明日は早朝から研修だ。



11月27日 ワイキキの朝は早い。集合時間までワイキキビーチを散策する。心地よい風が通りを吹き抜け、多くのランナーたちが思いおもいのスピードでそこを駆け抜ける。11月の終わりはちょうどイースター(復活祭)が終わりX’masの装飾に変えられ始めたところで、街は少し華やいだ雰囲気になっていた。 9時前にロビーに集合し、メインの研修会場であるThe Queen's Medical Center へ向かう。



病院は、約150年前にカメハメハⅣ世とエマ王女が創設した530床の総合病院。http://www.queens.org この敷地内の研修センターで始まった。 コーディネイターのJさんはロスから現地入り。研修の主幹であるSさんはAPICの大会長をも経験したRNSである。どこか凛とした雰囲気のある素敵な方だ。オリエンテーションと講師紹介の後、米国の病院における危機管理についての講義がなされた。度重なるテロに対応できるような態勢を整える必要があり、さらには天災、人災を含む大規模な災害の時のマニュアルまで整備されていた。中には、バイオテロへの対応なども含まれており、「なるほどCDCガイドラインでも書かれていることが病院単位でも明文化されているんだ」と実感した。同時に、「日本の病院は果たして大丈夫なのだろうか?マニュアルだらけも問題かもしれないが、何か起こってから集まって考える文化も、ちょっとねぇ。」午前中を費やしてそうした話を聞いて、そんな感想を持った後、ランチのためにみんなで職員食堂へ行った。 いわゆるカフェテリアであり、食べたいものをとってレジへ向かう。クラムチャウダーとチキンサンドをとったのだが、予想通りでかい。



欧米では必ず出会うショックのひとつだが、こんな時「幕の内弁当」のすばらしさをかみしめるのだ。オーダーの時は英語が必要なので、日常会話は勉強してから行かれることをお勧めしたい。 でも安心あれ、みんな優しいので、心と笑顔でコミュニケーションしている方もいた。やっぱり本質は心だ。 さて、わいわいがやがや、参加者たちと仲良く感想などを話していたら、あっという間に研修の時間を迎えた。



午後は、おまちどおさま、病院見学である。 私自身、米国の病院見学は久々で、2002年のクリーブランド以来だ。 病院のロビーに集合し、二手に分かれて見学を行うことになっている。私は、当院を見学する組に割り当てられた。



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